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リフレクソロジーセルフケア4(基本のゾーン・老廃物の排泄<副腎・腎臓>)

リフレクソロジーセルフケア。いよいよ実践です。

まずは、リフレクソロジーの基本とも言える、老廃物の排出に関わる器官です。

関連する器官

①副腎

左右の腎臓の上にある三角形状の小豆大の臓器で、外側の「皮質」と内側の「髄質」とに分かれています。人が生きるために必要なホルモンを分泌する内分泌腺です。

主な副腎皮質ホルモンには、以下の3種類があります。

  1. コチゾール
    糖質コルチコイドと呼ばれるホルモンの一つで、ストレスホルモンとして知られており、ストレスを感じたときに分泌が増加します。これにより、血圧、体温、心拍数が上昇し、体がストレスに対処しやすくなります。
    また、抗炎症作用や免疫抑制作用も持ち、過剰な免疫反応を抑える働きをします。
    さらに、血糖値の維持にも寄与し、糖新生の促進を通じて血糖値を安定させます。
  2. アルドステロン
    鉱質コルチコイドと呼ばれ、体内の水分量や電解質バランスを調整する重要なホルモンです。腎臓でのナトリウム再吸収とカリウム排出を促進することで、血液中のナトリウムとカリウムのバランスを保ちます。このバランス調整が、結果的に血圧の維持や上昇に寄与します。
  3. アンドロゲン
    男性の第二次性徴や生殖器の発育・機能維持に関与するホルモンで、代謝促進、筋肉生成、細胞活性化などに寄与します。女性においても少量分泌され、健康維持に役立っています。

②腎臓

腰の上の背中側に、左右ひとつずつある、ソラマメ型をしたこぶし大の臓器です。
体内の余分な水分や老廃物を尿として排泄し、血液をきれいな状態に保つ「ろ過装置」としての役割りがあります。
他にも、血圧を調整する、体内の水分量とイオンバランスの調節する、血液をつくる、骨を丈夫にする、などの働きがあります。

③輸尿管

輸尿管は、膀胱と腎臓を繋ぐ尿の通り道です。
腎臓で作られた尿は、輸尿管を通り膀胱へと運ばれていきます。

④膀胱

腎臓から送られてくる尿を一時的に溜める袋状の臓器です。成人では、300~500mlの尿を溜めておくことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反射区

人差し指と中指の間を真っすぐ下りて来て、凹むところが副腎、その下が腎臓。

そのまま足の内側に向かってカーブしているのが輸尿管。最終地点が膀胱です。

押し方

副腎、腎臓、輸尿管、膀胱と人差し指の第2関節で押していきます。

この手の形です。

 

 

 

 

 

輸尿管のカーブは点で押すよりも、滑らすように押した方が押しやすいです。

必ずクリームやオイルを塗ってから始めましょう。

こぼれ話

副腎のゾーンは湧泉(ゆうせん)というツボで「生命力が泉のように湧き出る」と力強い名前がついています。

疲労回復や足の冷えなどにもよいとされる万能のツボ。

そして副腎は、アレルギーにも関係しているので花粉症の季節にぜひ押してほしい反射区の1つです。

花粉で肌荒れがひどかった我が家の娘も、私が毎日押しているからか、今年はまだ症状が出ていないようです。
症状が出てからだと、なかなかすぐに効果が感じられないので、予防として取り組むのがおススメです。

次回は花粉症の症状緩和のためのリフレクソロジーです。

 

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